職員インタビュー

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CIESF Leaders Academy

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宮田 歩実

2021年10月入職

前職は日本の保育園で保育士として従事

現在はシーセフリーダーズアカデミー幼稚部5歳児担任

初の海外!

子どもや先生、保護者、色んな人と関わりを持ち、ここに住む人と国が大好きに!

入職した経緯を教えて下さい。

保育士としての技術を活かして、色んな国の人たちのために何か出来る事をやってみたい!と思い、JICA協力隊に応募し、派遣の予定でした。しかし、コロナで延期に。その間に、興味のあった日本語教師養成講座を受講しました。その両方がCLAで何かの役に立てばと思い、応募を決めました。


現在の仕事について教えて下さい。

クメール人先生とペアで5歳児クラスの学級運営をしています。


職場の雰囲気や環境について教えて下さい。

クメール人先生たちは、みんなおだやかで、明るく、楽しい事が大好き!そんな先生たちが私も大好きです!前は日本人先生に遠慮している事が多かったですが「こうしましょう」と意見を言ってくれたり「やってみようか!」と挑戦したり、皆で作り上げる雰囲気になってきて嬉しいです。


私は1年学校の寮に住んだ後、市内に部屋を借りて住んでいます。家の周りには色んなお店があり、実家にいた時より便利!ですが、今は寮の飲み会等の賑やかさが恋しい…。それぞれに良さがあります!


仕事での成功体験や嬉しかったことは?

日々の子ども達の小さな成長が嬉しいのは、日本で保育士をしていた時と同じだなと思います。それに加えて、先生たちがその成長に気づいてくれるのも嬉しいです。前は「鉄棒が出来た」「字が書けた」という目に見える成長だけを褒めることが多かったです。でも最近は、子どもの努力に気付いて褒める等、そこまでの過程もしっかり見ていて、それを一緒に共有してくれるのが嬉しいです。


海外で仕事をする難しさやギャップ、それを乗り越えた方法は?

言葉の壁もあり、子どもがどうして泣いているのか分からない、喧嘩の細かい理由が分からない…幼児期の心の成長に大切な「寄り添う事」が中々出来ずに、子ども達へ申し訳無さを感じることもありました。そんな中でも子ども達は、日本人の私に、ジェスチャーを使ったり、知っている単語で伝えたり、一生懸命楽しそうに伝えてくれます。そんな前向きな子ども達を目の前にして、落ち込んではいられません!時にはクメール人先生に助けを借り、自分から積極的に関わることで、少しずつ信頼関係ができ、通じる事も増えてきました。今はクメール語をもっと勉強したいです。難しさもありますが、これからも今の自分に出来ることを精一杯やりたいです。


プライベート・休日の過ごし方は?

土曜日は別の学校で技能実習生に日本語を教えています。難しさもありますが、平日とは違った面白さがあり、日本で頑張っている子から連絡が来るのも嬉しいです。たまに立場が逆転して、生徒がクメール語を教えてくれます!笑 色んなコミュニティがあると楽しいなと思います。 

お休みの日は、おいしい食べ物を求めて散歩しています!カンボジアの朝は早いので、休みの日でも、日本にいた時よりも早起きになりました。健康的!


応募者にひとこと

私は海外旅行の経験すら無く、ここカンボジアが初海外です。ここに住んで、子どもや先生や保護者、色んな人と関わりを持ち、この国に住む人が、この国が大好きになりました。私が大事にしていることは、自分自身がやりたい事をやるのでは無く、クメール人先生や子ども達の「やりたい」「こうしたい」という気持ち大切に、一緒に作り上げていくことです。みんなで一緒に作り上げ、みんなで一緒に成長できる場だと思いますので、是非お待ちしております!

市川 泰子

2020年2月入職

前職は私立保育園・放課後児童クラブで保育士として従事

現在はシーセフリーダーズアカデミー幼稚部責任者兼3歳児担任

子どもでも大人でも、相手と心を通じ合わせることが一番大事

入職した経緯を教えて下さい。

東南アジアを旅行することが多く、アジアの子ども達のために働きたいと思ったことがきっかけです。


現在の仕事について教えて下さい。

幼稚部責任者、兼、3歳児クラス担任をしています。

幼稚部には、カンボジア人先生6名と日本人先生3名がいます。先生たちが働きやすいように幼稚部全体の動きをまとめています。何か決めるときには、先生たちの意見をよく聞いて、進めていくことを心掛けています。

クラスの担任は、カンボジア人先生2名と一緒に、23名の子どもたちの保育をしています。


職場の雰囲気や環境について教えて下さい。

カンボジアの人たちは、礼儀正しく、親切な人が多いです。そのため、職場も和やかな雰囲気だと思います。ただ、優しい分、自己主張したり議論したりするのが苦手なところもあり、本当にはどんなことを思っているのかを、話してもらえるように関係を作っていくことが大切だと日々感じています。あとは、普段は物静かでも、実は集まって盛り上がるのが好きな人も多いです。仕事で意見が喰い違うことがあっても、乾杯して一緒に踊れば仲直り!?

環境的には、学校の立地はプノンペン市内から少し遠く、自然豊かな反面、生活するには不便なところもあります。学校の寮ではなく、市内にお部屋を借りる先生もいます。でも、寮にいると、カンボジア人先生達と一緒に、夕食会をしたり、カラオケをしたりと、楽しいですよ。


仕事での成功体験や嬉しかったことは?

子ども達が、元気に力いっぱい遊ぶ姿を見るのが、やっぱり一番うれしいです。

カンボジアの幼児教育では、「大人しく行儀よく育つのがよい」「早くから勉強するのがよい」という雰囲気があります。一方、日本の保育では、きちんとさせる部分も必要ですが、のびのび遊ぶことで子ども達が成長していくことを基本の考えとしていますね。この考え方を理解してもらうのが、なかなか難しい…。でも、CLAで実践していく中で、保護者の方にも、カンボジア人先生にも、日本の保育方法での子どもの成長を感じてもらえ、日本の保育の良さを少しずつ理解してもらえていっているのではないかと思っています。


海外で仕事をする難しさやギャップ、それを乗り越えた方法は?

・子ども達に自分の言葉で伝えたいことを、直接には伝えられないことに、保育士として、大きなフラストレーションを感じます。子ども達がケンカをしていても、何が原因なのかわからない、仲直りを取り持とうにも、なかなか伝わらない…。カンボジア人先生と信頼関係を作り、自分にできないことは任せると割り切って役割分担をすることで、クラスが運営できていると思います。また、そうは言っても、子ども達と、言葉が通じなくても心が通じる部分も多く、コミュニケーションの奥深さと楽しさを感じます。

・カンボジア人先生達との関係においては、文化や価値観の違いから、自分が当たり前だと思っている前提が違っていて、一緒に話をしていても、実は全然理解が異なっていた!ということがあります。仕事上、大切なことは、思った以上に細かく丁寧に、内容を互いに確認する必要があります。


プライベート・休日の過ごし方は?

近所のお散歩。お散歩しながら、露店で野菜や総菜をお買い物します。練習したクメール語を使ってみる機会になりますし、何回も足を運んでいると、ご近所さんたちにも顔を覚えてもらえて楽しいです。


応募者にひとこと

自分もそうでしたが、海外で働くことに、特別な感情や期待を持っておられる方もいらっしゃるかと思います。自分がやりたいことと、相手に必要とされていることを、しっかり区別して認識していてほしいなと思います。日本でもカンボジアでも、子どもでも大人でも、相手と心を通じ合わせることが一番大事なことだと思っています。一方的な思いでは、何かを実現することは難しいですね。ぜひ本当の仲間になって、一緒に働きましょう!!

小嶋 さゆり

2022年4月入職、前職は公立中学校教諭

現在はシーセフリーダーズアカデミー小学部1年生担任

日本をリスペクトし好きだと言ってくれるカンボジアの人の気持ちに応えたい!

入職した経緯を教えて下さい。

自分の知見や経験値を増やしたいと思っていました。国際協力や海外で働くことに関心があり、青年海外協力隊で活動していましたが、コロナの感染拡大により退避することになり、気持ち半ばで活動を終えました。まだ挑戦したい気持ちがあり、自分の強み(教師経験)を生かした仕事を探していた時にシーセフに出会いました。

シーセフリーダーズアカデミーを希望した理由は、

・現地に住み、現地の子どもたちや先生たちと協働できる環境だったこと。

・中学部まで創っていくところで、学校を創っていくというところに興味があること。

・自分の経験が生かせると思ったこと。

・クメール語や英語が採用基準になかったこと(現在、勉強中)。

・住環境が整備されていること。


現在の仕事について教えて下さい。

・学級担任業務。

・日本語、体育、道徳などの授業。

・行事の企画、運営。

・備品の購入やおやつ購入など。


職場の雰囲気や環境について教えて下さい。

穏やかな人ばかりで、落ち着いた雰囲気の中で仕事ができています。またカンボジアの先生は日本語をしゃべることができるので、安心して活動できます。

仕事がしやすいよりよい環境をつくっていこうという思いを持っている人が多いので、自分の考えを伝えたり、その意見が反映されて職場が変わっていく雰囲気もあります。(もちろん、何でもかんでもは無理ですし、言ったことがすべて通るわけではありませんが。)


仕事での成功体験や嬉しかったことは?

・カンボジアの子どもたちとコミュニケーションが成立していく日々。

 子どもたちは、分かる日本語を使って一生懸命話しかけてくれます。その中で、意思疎通ができたり、教えた日本語を使ったりする姿を見るとうれしくなります。

・カンボジア先生と授業を試行錯誤する日々。

一緒に授業改善をし、互いに評価し合い高め合う日々が楽しいです。ゆっくりペースですが!!それがまたよいです。

海外で仕事をする難しさやギャップ、それを乗り越えた方法は?

コミュニケーションの問題があります。カンボジア先生は日本語が上手ですが、それでもどこまで伝わっているかを確認するのは難しいです。だから、こう伝えたつもり…が、あまり伝わっていなくて、想定外のことが起こることもよくあります。その解決のために、私自身もクメール語を勉強しています。しゃべること以上に、クメール語を勉強する⇒相手の国をリスペクトしている。馴染みたい!という意思表示も兼ねています。

また「カンボジアで活動させてもらっている」、「カンボジアの子どもたちを育てている」という意識と感謝の気持ちは常に持っています。自分の思い描くことの実現とカンボジアの人たちの求めることのバランスを常に意識することで、うまくいかなかったことに対しても冷静な目で反省し、次に生かせます。

難しさやギャップがあるからおもしろいので、基本的には問題を問題と捉えないマインドを持っています。


プライベート・休日の過ごし方は?

・料理。

・畑の整備。(学校の畑があります)

・資格取得の勉強。

・授業準備。

・マーケット巡り。

・国内旅行(入職7か月で4州制覇。11月には+2州を回る予定です。最高です!)


応募者にひとこと

たくさんのカンボジアの人たちが、日本をリスペクトし好きだと言ってくれます。その気持ちに応えたいな…と素直に感じるし、自分にできることを還元したいと思います。それが、国際協力の第一歩かなと感じています。

学校を創っていく、教育について考える日々も、自分の学びにつながっており充実しています。思考も生活もシンプルに生きられます!

もし、迷っているなら…ぜひ、一緒に、働いてみませんか。カンボジアで待っています!

日本事務局

coming soon

カンボジアオフィス

coming soon