子どもたちに質の高い教育を届ける

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今、世界中で「今だけ良ければいい」「自分だけ、自分の国だけ良ければいい」という考え方が蔓延しています。国連が採択した持続可能な開発目標（SDGs）を達成するためには’地球益’という共通の考え方が必要です。

「教育が変われば、未来は変わる」

私たちは、地球益を考えて行動できる未来のリーダー育成すべく、この幼小中一貫校をカンボジアに設立しました。子どもたちに質の高い教育を届け、カンボジア教師を育て、持続可能な学校をつくります。そしてまずはカンボジアのモデル校となり、公教育の質の改善を目指します。

貧困格差、教育格差、紛争、環境破壊、核問題・・・このような問題はリーダーの考え方によって、よくも悪くも大きく影響していきます。今世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスへの対応も、リーダーの考えや判断によって、私たちの生活が大きく左右されています。

それぞれのリーダーや私たちひとりひとりが「地球益」を理解して行動することができれば未来は大きく変わるのです。

そして2016年、「地球益を目指す志を持ったリーダーを育てる」を建学の精神として幼稚部・小学部・中学部一貫校「CIESF Leaders Academy（シーセフ リーダーズ アカデミー）（以下CLA）」をカンボジアに設立しました。カンボジア教育省の協力のもと、NGO（非政府組織）として認可を受けているシーセフが運営しています。

国内の都市部ではインターナショナルスクールなどが増え、質の高い教育を受けられますが、授業料が高額なため、一般的な生徒は通うことができず、教育格差はますます広がっています。学校に通えない生徒のために、外国人が自国の教師を派遣して学校を運営するNGOもありますが、こういった援助の形は、いつまで支援が続くかわかりません。教育改革を行う教育行政もまだ海外からの支援に頼ることも多く、改善の見通しは経ちません。

終わりが見えない支援に歯止めをかけるためには、公教育の質の向上が鍵となります。

ここで最高水準の教育を実現し、モデル校として国内に広げ、公教育の改善を行います。そしてひとりでも多く持続可能な社会を実現できる人材を育てます。

豊かな人間性を育てること、そして自立、共生を大きな柱に豊かな世界を創造し、実現できる人を育てます。

積み上げ学習である教科学習はもちろんのこと、帰納的学習である探究学習の2つを軸に、子どもたちが主体的協働的に学べる環境をつくります。

クメール語、社会をカンボジアのカリキュラムで進め、その他の教科はオリジナルのカリキュラムを使用します。

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