産業人材育成事業|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

産業人材育成事業

産業人材育成事業

CIESFは、カンボジア・ベトナム・ミャンマーにおいて、それぞれの国の事情に対応し、
国が求める産業人材を育成する事業を行っています。

1.CBTCでの産業人材育成

〈 カンボジア 〉

1.CBTCでの産業人材育成

CIESFが運営する、カンボジア労働訓練省の認定校「CIESF Business Training Center(CBTC)」において、日系企業向けの現地スタッフの育成を行っております。

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2.スバイリエン大学日本語支援

2.スバイリエン大学日本語支援

CIESFは、カンボジアの国立スバイリエン大学と共同で、日系企業への就職を目指す学生を対象とした「日本語コース」をスバイリエン大学に新設しました。

現在、カンボジアには多くの日系企業が進出していますが、日本語人材の不足が大きな課題となっています。国立大学で日本語教育を行っているのは、プノンペンを含む一部の都市に限定されており、都市部で日本語教育を受けた学生が就職先を地方に求めることはあまりありません。そのため、日本語人材の不足は、地方でより深刻な問題となっています。

ベトナムに隣接し、日系企業が多く進出している「バベット経済特区」のあるスバイリエン州も例外ではありません。カンボジアの産業化と今後の発展に重要な役割を果たすべき州でありながら、日系企業で働く人材は、充分な教育機会が与えられないまま就職してしまい、能力に大きな課題を抱えています。こうした状況の中で、各企業でリーダーとなって、多くの職員を牽引していく優秀な人材の育成が必要とされているのです。

CIESFでは、この州において日本語教育をサポートすることが重要だと考え、国立スバイリエン大学内に日本語コースを新設。同コースの授業は、2015年10月からスタートしました。
スバイリエン大学の日本語コースでは、カンボジア労働訓練省の認定校CBTCで開発した「ビジネス研修会」を定期的に開催することで、日本語だけではなく、働く意識や挨拶、規律、ビジネスマナーもしっかりと学ぶことができるようにカリキュラムを組んでいます。
また、ひとりでも多くの学生が就職できるように、希望者に対して就職サポートを行う体制も構築しています。

3.職業訓練講習会の開催

3.職業訓練講習会の開催

カンボジア労働訓練省から要請を受け、労働省の職業訓練担当の職員・指導員を対象とした短期研修会をCIESF主催で毎年開催しています。人材育成分野においてカンボジアが求めている支援を2年ほどかけて調査した結果、カンボジアでの職業訓練に関しては、日本の体系をカンボジア式に取り込んでいくことが重要だということで労働訓練省と合意し、スタートしました。

日本から職業訓練校での豊富な指導経験をもつベテランの講師が赴き、労働省職員の能力向上のための研修会を行います。日本のやり方をそのまま取り入れるのではなく、カンボジアに合った職業訓練のシステムを、カンボジアの人々が自ら問題意識をもって時間をかけながら構築していくことを目的とした研修会です。

ベトナム(1)

〈 ベトナム 〉

ベトナムでは、日本を含め海外から進出する中小企業が増えており、裾野産業が拡充しつつあります。
現在、産業人材育成(職業訓練校の整備・拡充など)を国策として行っており、特に職業訓練に力を入れているバリアブンタウ省では、省立の職業訓練校に日系企業向けのクラスを設置するなど、日系企業をターゲットとした人材輩出を行っています。
しかし、ものづくりで高度経済成長を支えてきた日本の裾野産業の技術レベルは非常に高く、ベトナム国内の職業訓練校の体制では、日系企業が必要とする能力をもつ優秀な人材を輩出するのが困難な状況でした。

ベトナム(2)

CIESFでは、バリアブンタウ省立職業訓練校からの要請で、日本語教師や金型・溶接・電気などの専門家を同校にボランティアとして派遣し、直接学生たちを指導しています。
また、技術支援だけでなく、ソフトスキルの支援も提供。カンボジアで開発した研修プログラムを基に、ベトナムに合わせた5Sやビジネスマナーの研修を実施しています。この研修はバリアブンタウ省立職業訓練校の卒業研修として単位認定されるなど、高い評価を受けています。

なお、同校の今後を考えた場合、CIESFの支援なしで優秀な産業人材を輩出できなければならず、そのためには、ベトナム人の日本語教師や技術指導教師のスキルアップが必要です。そうした理由から、CIESFが日本から派遣したボランティアは、ベトナム人教師への指導も行っています。

ミャンマー(1)

〈 ミャンマー 〉

2011年3月に文民政権が成立して以来、ミャンマー経済は外国企業の投資拡大などの影響で高成長を続けています。
現在、今後の発展のために特に求められているのが、IT分野での人材育成です。そのためCIESFでは、ヤンゴンにあるIT系を専門とする大学University of Information Technology(UIT)において、学生向けに、IT技術者試験のための講座を2015年から開講しています。この大学からIT技術者を輩出し、ミャンマーのさらなる発展に寄与することを目標にしています。

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