
プレイベン州中学校教員養成校には、国際機関の支援により多くの教材が入ったが、新任の教官ばかりで、教材を活用した授業ができないという。
そこで同校では、教官の能力向上と教材の活用方法の指導を目的に、短期研修会を計画している。
プノンペン中学校教員養成校の物理の教育アドバイザーとして2013年から赴任している堀田先生とパートナーを組む通訳スタッフのヴィボルが、この研修のための事前調査を行った。
調査は、在庫教材の確認と現地の教官からの聞き取りや、授業視察などを中心に行った。
プレイベン州に滞在中は調査だけではなく、堀田先生から即興の教材指導をカンボジア教官に行うすることができて、好評を得た。
計画では4月中に研修を実施して、カンボジア人教官の指導をする機会を調整する予定である。
研修会を実施した際には、改めて現地リポートで報告したい。
松倉洋海
写真 視察先の学校で校長先生たちと打ち合わせ 大きな写真を見たい方はこちら »