
開会スピーチでハンチュンナロン教育大臣が、教育政策大学院に関してCIESFに感謝する辞を述べられ、壇上の篠原代表を紹介された。
大臣や多数の教育関係者の中でのCIESFへの感謝は大きなインパクトを与えたようだ。
式はフンセン首相の祝辞があり、その中で教員の質の向上についての言及もあった。
また教員の給与アップの話には会場から盛んな拍手が送られた。
その後、1期生修了者17名の代表と2期生18名の代表に首相から修士号が授与された。
式典後、教育大臣から改めて全員に修士号の授与があり大臣との写真に納まっていた。
1期生ははじめの年であり役付の人もおり、仕事の合間の論文書きで修士論文の遅延など苦労はあったが、最終的には17名が終了することができた。
修了式が慣習として首相の臨席で挙行されることで時期がずれたため1期・2期が合同になってしまったようだ。
現在、大学院は4期生が入学して勉学に励んでいるが、本年度から自立を目指すため、運営費をカンボジア側にも一部負担してもらっているところである。
すでに教育関係の職についている修了生が、本大学院で学んだことを活かして今後国の新しい政策を打ち出してくれることを期待したい。
長沼健 大きな写真を見たい方はこちら »