
2期生として、新2歳児の入園式と1周年記念式典を、9月2日(土)に開催しました。
CLAは幼稚園から小学校・中学校と一貫して日本式教育を行うため、2016年8月に2歳児と3歳児の2クラス編成の幼稚園からスタートしました。
毎年1学年ずつ積み上げ式で、2019年に小学校、2025年に中学校をスタート予定です。
今回の式典には、ハン・チュン・ナロン教育大臣のご臨席のもと、カンボジア教育省関係者の方々や、在カンボジア日本大使館、日本人の方々からも、多くのご来賓をお迎えすることができました。
教育大臣のご挨拶では、CLA 2期生の入園と1周年への祝辞とともに、この9年間、シーセフがカンボジアで行ってきた教育支援活動すべてに言及してくださり、教育支援への感謝のお言葉まで頂戴いたしました。
シーセフがこれまで行ってきた活動は地味で地道な、目に見えない支援です。
それゆえに、広報や寄付を集める活動でも苦労してきました。
目立つことなく日々実直に活動しているスタッフやボランティアにとって、大きな励ましとなるお言葉となりました。
ご公務がお忙しい中ご臨席の上、祝辞をくださいました教育大臣に、あらためて感謝申し上げます。
今回の式典には2つの要素があり、1つは、関係各位に2年目を迎えるご報告と2期生のご紹介、もう1つは、1期生のこの1年の成長をご覧いただくことです。
2歳児クラス(はす組)と3歳児クラス(ひまわり組)による園歌をはじめとした日本語の歌の発表、ひまわり組によるフラッシュカードを使った日本語学習の成果発表、そして毎日行っている様々な体操をステージ上で披露しました。
日本語の歌や学習発表には大きな拍手が、でんぐり返りやブリッジ、三転倒立といった体操には拍手とともに、驚きと賞賛の声が上がりました。
いつもと違ってステージの上なので、少し緊張していた園児たちも、来賓の方々や客席の家族からの大きな反応に、誇らしげな表情を見せていました。
客席でお父さんお母さんに抱かれながら泣いたり、じっとしていられなくて会場を走り回っていた新入園児たちも、1年後にはステージ上のお兄さんお姉さんのように成長することを、楽しみにしています。
最後に、園児や新入園児たちも一緒の会場であったため、ご来賓の方々には、にぎやかすぎる環境でご不便があったことをお詫びいたします。
手探りでスタートしたCLAも、3クラス編成となり、新たな一歩を踏み出しました。
これからも、応援してくださる皆さんのご期待に応えられるよう、スタッフ一同、一致団結してCLAを運営してまいります。
増子夕夏 大きな写真を見たい方はこちら »