
1月29日(火)にコンポントム州小学校教員養成校の理科室にて、教材の贈呈式を開催しました。
ご寄贈頂くにあたり、各教員養成校のカンボジア人教官とシーセフが派遣している日本人教育アドバイザーが相談し、養成校に必要な教材を選びました。
贈呈式では、教育アドバイザーから豆知識を含めた教材の紹介や使い方の説明もあり、教官や学生たちは興味深々で話を聞いていました。
コンポントム州の養成校では、理科の実験で活躍する「上皿天秤」や「プレバラート」だけではなく、実験を安全に行うための道具も揃えられました。
日本では、火を使うところに消火器があることが当たり前ですが、カンボジアでは消火器がない場所がほとんどです。
これから小学校の先生になる学生たちは、先生として安全に実験を行う必要性を子どもたちに教える大事な役目があることを今回の贈呈式で学びました。
教材は、子どもたちの学習意欲・理解を高めるための必要なツールです。
ですが、教材の使い方を知らなければ、誰も使えず役立てることができません。
教材というモノの支援だけでなく、使い方を伝授する教育アドバイザーがいることで、放置されることなく学生の指導に教材が活かされます。
あらためて、千葉若潮ロータリークラブ様に感謝申し上げます。
杉山 穂香 大きな写真を見たい方はこちら »