
CIESFが産業人材育成事業としてプノンペンで運営している学校CIESF Business Training Center(以下、CBTC)を訪問し、学生たちとの交流会に参加いただきました。
交流会では日本語の勉強も兼ねたゲームをして、最後はカンボジアの踊りを一緒に踊って親交を深めました。
教師派遣事業「国境なき教師団」が活動を行っている教員養成校の視察は、残念ながら教員養成校が高校の全国統一試験の会場となっていたためできませんでした。
代わりに日本カンボジア人材開発センターの一室を借りて、ボランティア教師の活動報告会を行いました。
プノンペン中学校教員養成校で物理を担当している堀田先生から、カンボジア人教官の能力向上を目指した活動をわかりやすく報告しました。
そのほかにも、ポル・ポト時代に収容所として使われていたトゥールスレン博物館を視察し、カンボジアの歴史を知るだけでなく、教育基盤の崩壊が今のカンボジアに密接にかかわっていることも学んでいただきました。
今回視察した支援者の方々22名は、CIESFの理事長でもある大久保から経営者としての在り方を学ぶ大久保秀夫塾の塾生でもあります。
CIESFの途上国支援に賛同くださり、実際に支援の現場を見ていただけたことは、本当にありがたいことです。
この視察に参加した方々は、自分たちの寄付したお金がカンボジアのために役立っていることを自分の目で見ることができて、本当に良かったと言ってくださっていました。
今後もカンボジアの教育の発展に寄与するべく、職員一同、真摯に取り組んでいきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
松倉洋海
写真 「国境なき教師団」活動報告 大きな写真を見たい方はこちら »