
式典では当財団の10年の活動紹介と今後のビジョンについてお話させていただきました。またカンボジア教育大臣や教員養成校の局長など現地からのメッセージ動画を流したり、国境なき教師団の元教育アドバイザーからの現場の苦労や成果についてもご報告いただきました。
今回の式典には、支援者の皆様や現地で教育支援に従事してくださった教育アドバイザー、総勢約120名の方にお集まりいただきました。改めて、シーセフはこんなにもたくさんの方々に支えられているのだと感じる式典となりました。
お集まりいただいた皆様、いつもシーセフを支えて応援してくださっている皆様に心から感謝申し上げます。
以下、当財団理事長大久保よりご挨拶申し上げます。
シーセフは2008年の設立から10年を迎えることができました。これもひとえに、皆さまのご支援の賜物だと感謝しております。
シーセフの活動は、カンボジアの教員養成校への教師派遣事業に始まり、教育政策大学院大学の設立、起業家育成のためのビジネスモデルコンテスト、産業人材育成としての日本語教育やIT教育など、開発途上国の抱える問題を教育を通して解決しようと、一貫して人材育成事業を行ってまいりました。 今後は、これらの支援を強化・継続してまいりたいと思っております。2016年には、幼小中一貫校であるCIESF Leaders Academyを設立いたしましたが、これからの20年30年後を見据えて、地球益を考え行動できるリーダーを育ててまいりたいと考えております。今、世界で起こっている問題の多くは人間の自己中心的な考え方が引き起こしています。私たちひとりひとりがまず利他の心を持ち、将来を担う子どもたちを志を持った人間に育てることこそが、持続可能な世界に変えていくための唯一の方法だと思っております。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
公益財団法人CIESF
理事長
大久保秀夫 大きな写真を見たい方はこちら »