2021.02.24
【#02 いまさら聞けないSDGs なぜ取り組む必要があるのか】
SDGs、最近よく耳にしますよね。
今日はどうして取り組む必要があるのかということについてお話ししたいと思います。
少しでも自分事として捉えてもらえればと思います。
シーセフはSDGsの問題の根本は「教育」を通じて解決できると考えています。ぜひ一緒に学んでいきましょう。
1. SDGsとは?
2. どうして取り組む必要があるの?
3. アクションしてみよう!
4. まとめ
1. SDGsとは?
SDGsってそもそも何であるのかという疑問をもっている方もいると思います。
SDGsとは、その前身としてMDGs(ミレニアム開発目標)がありました。
MDGsは、2001年から2015年を達成期限として、開発途上国の貧困削減を掲げ、
8つのゴールと21のターゲット、60の指標が設定された国際目標です。
MDGs報告2015では、「極度の貧困をあと一世代でこの世からなくせるところまできた」と報告されています。
一方で、MDGsで残された課題もありました。この残された課題と2015年以降の新たな課題
を解決していくための取り組みとしてSDGsが誕生しました。
突然SDGsができたのではなく、MDGsからの流れがあったということです。
2. どうして取り組む必要があるのか?
では、なぜ今私たちが取り組むべきなのかということをお話しようと思います。
SDGsは前回の#01で「先進国も途上国も一緒に課題解決に向けて取り組むもの」と言いました。
なぜ、世界規模で取り組む必要があるのでしょうか。
それは、近年急速に経済活動が発展をしてきたために環境への負荷や私たち人間への
悪影響が表れ、世界が一つとなって取り組まなければ「世界の平和・安心安全」が困難になってきているからです。
「世界の平和なんて私には関係ない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、振り返ってみてください。毎年のように猛威を振るう台風や豪雨による水害、
異常気象。いつどこでも起こりうることで他人事ではありません。
このような異常気象は、さまざまな研究が地球温暖化が関係していると明らかにしています。
これは、SDGsのゴール「13. 気候変動に具体的な対策を」に結びつきます。
もし、今よりも台風や豪雨が減れば、平和で安心安全な生活ができますよね。
これは1人だけの取り組みでは解決は難しく、個人・自治体・企業・国が世界規模で取り組まなければ解決に向かいません。
SDGsへの取り組みで私たちや子ども、孫の世代が平和で安心安全な地球で暮らせる未来を目指していこうという目標なのです。
3. アクションしてみよう!
もうすでに、取り組んでいることがあるかもしれません。
さっそく見ていきましょう!
国連広報センターより「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクションガイド」
という資料が公開されていました。
下の4つにレベル分けされており、それぞれ10個程提案がされています。
自分のライフスタイルにあったものを選択して取り入れてみてはどうでしょうか。
レベル1 ソファに寝たままできること
・SNSでいいね!だけでなく女性の権利や気候変動に関する投稿で面白いものを見つけたらシェアをしよう!
レベル2 家にいてもできること
・窓やドアの隙間をふさいで、エネルギー効率を高めよう!
レベル3 家の外でできること
・詰め替え可能なボトルやコーヒーカップを使おう。
レベル4 職場でできること
・社内の冷暖房は省エネに。
国連広報センター資料URL:https://www.unic.or.jp/files/sdgs_201901.pdf
4. まとめ
SDGsって最近よく耳にしますが、突然できたものではなく、MDGsというものがあり、
そこで達成できなかった課題と新しい課題を解決するために2015年にSDGsができたという
流れが分かったかと思います。
世界規模で取り組むというと自分事として考えるのが難しいかもしれませんが、
日常の行動を少し意識するだけで、SDGsのゴールへの一歩になります。
「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクションガイド」を参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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