
教育省はテレビでの授業の放映などに取り組んでいますが、教育体制がまた整っていないカンボジアでは学校単位での対応は難しいのが現状です。また国内の郵便インフラが整っておらず、ドリルなどを各家庭に郵送することもできません。
CLAではドリルやプリントを家庭1件1件を訪ね手渡ししていましたが、感染の恐れが増す中でこの方法も中止を余儀なくされました。
ドリル配布と同時に行っていたのが、youtubeでの動画配信です。幼稚部では歌や手あそび、靴の履き方などの生活の自立のための動画、小学部では日本語や算数の授業を配信しました。
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それと並行してオンライン授業に向けた準備も始めました。各家庭のネット環境や通信機器の所有について事前アンケートを行い、環境はバラバラである中でもとにかくやってみよう!と4月下旬よりzoomを活用したオンライン授業を開始いたしました!小学1年生では在籍24名中地方に帰省している1名を除く23名が授業に参加しています。5月中旬からは幼稚部でのオンライン配信も実現しています。
開発途上国でも学習が保障される場を目指し取り組んでいます。
カンボジアでの新しい教育活動にご支援をお願いいたします。
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