ちょっと大きい
2010年9月 6日
カンボジアの子どもたちは、よく働く。
いろいろなところで見かけるが、親の手伝いや兄弟の手伝いをする。
日本の子どもたちと比較すると、格段の差がある。
カンボジアの子どもは、小さい時から手伝う。
写真1.の子どもも、まだ小さすぎるだろうと思うのに、お母さんの手伝いで大きなヤカンを持って家から出てきた。
この後、蓋を拾おうとして、自分も転がってしまった。
カンボジアの子どもがよく手伝うのには、理由があると思っている。
小さい時から大切にされ、親が自分を大切にしてくれると信じている。
写真2.の父親も仕事から家に帰ると、小さな子どもを抱いてあやしている。
お母さんは子どもの朝の食事を(写真3.)、より涼しい家の前の庭で食べさせている。
たっぷりと時間をかけて。
子どもはお母さんの仕事場で遊び(写真4.)、困ればいつでも助けてもらえる安心感がある。
無意識の心理学から分析すると、生まれた時から大切にされている子どもは、親を信頼し、親と同一化しようとする。
その行動が、手伝いとしてあらわれる。
少し大きくなると、大人と同じように親の仕事を手伝う。
胡椒の畑の中で、親が収穫した胡椒の房から、熟した赤い実だけを選んで摘む姉妹(写真5.)。
暑いし、根気のいる仕事を黙々としている。
まだ小学生と思われる子どもが、市場でお母さんの店を手伝って、豚肉を下している(写真6.)。
最近始めた程度の経験ではなさそうだ。
既にかなりの技術を持っている。
カンボジアの親は、育児書を読んでいるわけでもない。![]()
本能に従って、子どもを可愛がっている。
アフリカでも、多くの母親は本などの知識などとは縁遠く、本能で育てている。
しかし、特に問題は起こっていない。
人間は500万年を超えて本能で子どもを育てて、何の問題も起こってこなかった。
日本の自殺や子殺しを見ていると、途上国から学ぶことが多いことに気が付く。
日本も対症療法ではなく、根本の問題に気が付かないと、さらに問題が大きくなるであろう。
金森正臣











