プノンペンに世界水準の病院を

2010年6月17日

プノンペンに世界基準の病院をNo.1.jpgプノンペンの中心部からベトナムに向かう国道1号線沿い数キロの場所に、大型総合病院の建設が着工された。

カンボジアの企業とベトナム資本の病院の合弁会社という形で建設するこの病院の名前は、チョーライ(CHO RAY)プノンペン病院だ。
今、カンボジアの医療が大きく前進しようとしている。


プノンペンに世界基準の病院をNo.2.jpg現在のカンボジアは、インターナショナル病院も増えてきているが、どれも規模は小さく病院というより町の診療所といった方がいい。
医療設備も十分にそろっているとはいえない状態であるため、富裕層のカンボジア人たちは、大きな病気になると海外の病院へと転院する。
主な行き先は、お金持ちはタイ、シンガポールで、中間層はベトナムだ。
自分たちの国にある病院には信頼をおいていない。
カンボジアの医療水準は極めて低く、他国では助かる怪我や病気でも助からないことが多く、助かっても障害を抱えてしまう人たちもいる。
富裕層たちは、自国にお金を落とさずに、他国に落としてしまっているのが現状だ。


プノンペンに世界基準の病院をNo.3.jpgまた、ベトナムの方のチョーライ病院は日本との歴史的な関係も長く、日本の政府開発援助(ODA)で病院施設の改築や専門家の派遣などを行ってきた経緯がある病院である。
カンボジアのチョーライ病院は、完成すれば一般病棟に加えて救急医療や研究施設等が完備された総合病院である。


今まで海外に流失してきた患者がこの国で安心して治療が受けられる日が待ち遠しい。
そして、こうした病院が増えることでカンボジアの医療水準が向上してくれることを願いたい。

松倉洋海

写真No.1 チョーライ(CHO RAY)プノンペン病院 完成予想図
写真No.2 建設予定地
写真No.3 一部開始された建設現場

 

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