日本食材も手に入るスーパーマーケット
2010年5月 3日
プノンペンの大通りシアヌーク通り沿いの高級住宅地のあるボンケンコン地区には、ラッキーマーケットという大型スーパーがある。
ここには、外国から輸入した商品が並び、カンボジアの生活感あふれる市場とは違った、整った清潔な店内だ。
在住外国人にとっては、安らぎの場でもある。
このスーパーの商品の中には、日本製の食材やお菓子、調味料までもがそろっている。
日本で買うよりも高い場合もあるが、カンボジアにいながら日本の物が家庭で味わえるのが魅力である。
面倒くさい値切り交渉もなく、全て定価販売を行っている店は、カンボジアの中でも数少ない。
デパートですら、交渉しなければいけないことを考えると、外国人にとても優しいマーケットなのだ。
また、カンボジアの市場は午後5時頃には店閉まいをしてしまうので、夜8時過ぎまで開いているのは、使い勝手が良い。
はじめは店内で在住外国人ばかりが目立っていたが、最近ではカンボジアの中流階級以上の人々も通うようになってきている。
レジの前には、順番を守る意識の薄いカンボジア人たちがモジモジしながら、順番を待っている姿を見るようになった。
現在では、外国人が住んでいない地区にも店舗を増やしている。
どの店舗もヨーロッパの大型スーパーのような雰囲気である。
急激に変わる庶民の生活レベルに合わせて、カンボジア人の顧客も取り込んだラッキーマーケットは、カンボジアの人々の中においていまやブランドとなっている。
市民の台所である市場は、ビル建設に反対するなど開発には後手に回っているが、市場内の通路を綺麗に整備し始めたところも増えてきた。
市場を通して少しずつ、カンボジアの変化を実感する。
松倉洋海









