クメール正月

2010年4月14日

正月の飾り.jpgカンボジアの正月は、仏教歴であるから、毎年4月になる。

しかし元旦は、陰暦のため、太陽暦である西洋歴とは毎年微妙に日と時間がずれる。
今年の元旦は、4月14日と決められた。
高僧たちが集まって、毎年調べて決める。


写真は、新年を祝うために、公園にある大きな道路に取り付けられた飾り。
今年は、トラ年なので両側にトラに乗った天女が付けられた。
カンボジアも、日本と同じように干支がある。
ネ・ウシ・トラ・ウ・タツ・ミ・ウマ・ヤギ・・サル・トリ・イヌ・ブタ。
違っているのは、ヒツジがヤギに、イノシシがブタになっているところだ。
お隣のベトナムでは、ウ:ウサギがネコになっていると言う(確かめたことはないが)。


干支は、中国から伝わったものである。
日本に来たものと、南に伝わったものと少しずれているが、架空の動物のタツなどはそのままなのが面白い。
日本では、トラは架空の動物に近く、誰も見たことがなかったのであろう。
京都あたりの寺院に残されている屏風画なども、何となくネコかトラか分からないような絵になっているのは仕方がない。
それにしても、架空のタツの迫力はなかなかである。


クメール正月は、14日から3日間のはずであるが、教員養成所などは前の週の5日から休み始めているところもある。
遠くから来ている学生が、郷里に戻るからだという。
便乗休日が多い。
クメール人は勤勉な人たちであると思っている私であるが、便乗休日の多い現実には、怠け者だという意見に反論できないところもある。


金森正臣

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