現地リポート|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

現地リポート

現地リポート
プレイベン州での再会 2019.01.29 プレイベン州での再会 カンボジア国内の教員養成校に日本からベテラン教師を教育アドバイザーとして派遣し、カンボジアの教師育成を支援することで教育の質向上に寄与するのが「国境なき教師団」です。

先日、元教師団の高橋昭先生と濱本まゆみ先生がカンボジアにいらっしゃり、お2人が活動していたプレイベン州を2日間かけて訪問されました。
よく利用していた食堂では、「あの時に戻ってきたみたいだな~。」と活動されていた時のことを思いだされ、市場では野菜売りのおばちゃんの姿が見つからなく悲しくなられたりと、変わってしまったモノ・変わらないモノを探されながら街中を歩かれていました。

高橋先生は3年ぶり、濱本先生は2年ぶりのご訪問となる小学校教員養成校では、校長先生と教官のお出迎えがあり、抱き合って再会を喜んでいらっしゃいました。
養成校の卒業生とも再会され、現場で先生をしている卒業生が、高橋先生から教わった「人間は時間を守ることが大切です。」という言葉を忘れずに、今も実行していることを話してくれました。

2日目は、プレイベン州の市内から赤土の道路を1時間半ほど走り続けた場所にある、小学校を訪問しました。
この小学校には、3年前に卒業した学生が3名も先生として赴任していて、若手の先生が多く活躍していました。
また、周りの小学校よりも評判がよく、就学前教育も含め1000人以上の子どもたちが通っています。
教員養成校で学生代表だった先生の算数「分数の表し方」の授業を見学させてもらいました。
授業は教科書を読むだけではなく、いろがみの教材を使い、折ったり色を塗ったりして分数を図形で理解できるように工夫していました。
授業はスムーズに進められ、時間をかけ事前の授業準備をしていることがわかりました。
作業中の子どもたちは集中力が高く、途切れた時は先生との「合言葉」でまた集中力を取り戻すことができます。
日々、先生としてしっかりクラスをまとめ、教員養成校の卒業生は子どもたちに尊敬される先生になっていました。
しかし、その中で課題も多く見つかりました。
先生は机間指導を良くしていましたが、1クラスの人数が多すぎるため、後ろに座っている児童たちまで見てあげることができず、間違った理解のまま次に進んでしまう子がいたり、教材がなく何もできない子もいました。
教材も、毎年の学校予算は微々たるものであり、必需品とだんだん古くなる校舎の修繕費で使い切ってしまい、教材にはほとんど予算を使えないそうです。
先生が使っていたいろがみの教材も、教員養成校の時に、高橋先生からもらったものでした。

今回の視察で、まだまだ多くの課題があることを知りましたが、それだけではなく「国境なき教師団」の活動の成果が、教員養成校から各地の小学校に広がっていることを確認することができました。
改めて、日本を離れてカンボジアのために尽力してくださった日本人アドバイザーの先生方、ロータリークラブ、“国境なき教師団“応援団をはじめ応援してくださる皆様に感謝申し上げます。

カンボジアオフィス スタッフ
杉山 穂香 大きな写真を見たい方はこちら »
  • クレジットカードで寄付する
  • 地球の未来のためにエコとリサイクルをお手伝い スマイル・エコ・プログラム ちょっといいことしませんか?
  • SoftBank かざして募金
  • ホームページ制作はお任せください。 公益財団法人CIESF(シーセフ)×ステージグループ
  • 国際交流、奨学金支援のクロスボーダー・ウィング
  • クレジットカードで寄付する

Copyright (C) CIESF. All rights reserved.

↑