教育アドバイザーの活動日誌|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

教育アドバイザーの
活動日誌

教育アドバイザーの活動日誌
1歩1歩前進するカンボジア① 2012.05.24 1歩1歩前進するカンボジア① プノンペン小学校教員養成校で理科を担当している筧元江先生の活動もまもなく2年となる。
先生が観察したカンボジアの学生についてのリポートを、2回に渡ってお届けしたいと思う。

「がんばる教師の卵たち」

2月から始まった2年生の教育実習は3月末で無事終了しました。
プノンペンでは1人の担当教官に学生が2人つきます。
1日ごとに交代で、1日5時間すべて1人の学生が指導案を基に授業します。
1年生の時から見るとみんな自信がつき、力強い授業ができていました。
彼らの成長を見ることができた点はうれしく思っています。

学生は未熟ながらも実験を取り入れた授業もしてくれました。
カンボジアの理科の指導案は日本の指導案とほぼ同じ書式になっています。
教員養成校では独立行政法人国際協力機構(JICA)や他の外国からの支援を受け、学生たちに子どもが自分で考え知識を広げ深める授業を展開できる指導案作りを指導しています。
しかし残念ながら、学生はまだ指導案の理解が不十分であり、指導内容に対する知識・経験が不足しているため、時々カンボジアの旧来型丸暗記授業が中心になって、内容を深めることがあまりできていませんでした。

1年生は5月2日から6週間の実習がはじまりました。
そのうち2週間は担当教官の授業観察になっているので、実際の授業実習は2年生の半分位です。
彼らはまだ指導案を書くのに精一杯ですが、子どもと楽しい時間を過ごせるように願っています。

「教員養成校の理科授業」

今までカンボジアで色々な授業をしてきましたが、どのように授業を組み立てているか最近の「小学4年目の働きと光」の授業を例にあげて紹介します。
教員養成校の理科授業は、一般的な知識を深めることと小学校の指導内容を理解することを目標にしています。
そこで今回はカンボジアの小・中・高の教科書を見て構想を練り、養成校にある限られた実験器具でできる実験を考えました。
その結果日本の中学校では1ヶ月ぐらいかけて指導する「光」と「目」の学習を要点だけに絞ってわずか2時間で紹介することにしました。

何度も予備実験をしたあと、日本語で指導計画を作り、通訳に実験を見せながら内容を説明した後、カンボジアの教科書を見せ、用語を確認しながらカンボジア語に翻訳してもらいました。
日本での授業作りとは違う手間のかかる作業です。
指導時間が限られていたので、図での説明にはパワーポイントも使いました。
しかし、日本の学校ではできない自由な発想で授業ができる点は大変楽しいことです。


筧元江
教育アドバイザー
プノンペン小学校教員養成校
理科担当 大きな写真を見たい方はこちら »
  • クレジットカードで寄付する
  • 地球の未来のためにエコとリサイクルをお手伝い スマイル・エコ・プログラム ちょっといいことしませんか?
  • 寄付ができる自動販売機を設置しませんか?
  • SoftBank かざして募金
  • ホームページ制作はお任せください。 公益財団法人CIESF(シーセフ)×ステージグループ

NPOを無料で簡単に支援できる!| gooddo(グッドゥ)

Copyright (C) CIESF. All rights reserved.

↑