住んでみて分かったこと、不思議なこと|教育アドバイザーの活動日誌|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

教育アドバイザーの
活動日誌

教育アドバイザーの活動日誌

2018.06.13

住んでみて分かったこと、不思議なこと

住んでみて分かったこと、不思議なこと その国に実際に住んでみないと分からないこと、へぇーと驚くこと、不思議なことは沢山ある。
今回3つの観点からカンボジアを述べてみたい。

天体編
カンボジアは北緯11度に位置し、赤道ほどではないが、日の出の太陽は東側からほぼ垂直に昇り、日没は西側に垂直に沈む。
日本で見る太陽は夏至に一番高く上がり(78度)、冬至に最も低くなり、1年かけこの間を往復している。
カンボジアでは南を日周していた太陽が、4月中旬に天頂(90度)に昇り、通過し北に向かい、その後Uターンし、8月中旬再び天頂を通過し南へ向かう動きをする。
天頂を1年に2回通過している。
また、月も空高く昇り満ち欠けを繰り返し、見上げるようにして眺める。
満月に見る月は日本では見たことがない模様をしている。
月を眺める角度が変わると違った模様に見えるためである。
以前、エチオピアでボランティア活動をしていた時も月の模様は違って見えた。
今年、1月31日に東アジア一円で皆既月食が見られた。
プノンペンでもこの情報は多くの人が知っており、外に出てテーブルを囲み、実際に月が欠けていく様を見て、家族や仲間とビール缶片手に食事をし、お喋りをしたり電話でこの状況を伝えたりする姿が見られ天体現象を生活の中に上手に取り込んでいた。

気象編
雨季の大陸育ちの雷はさすがにスケールが大きい。
雷鳴は大きく轟き、稲妻は太く動きはダイナミックである。
ここは大陸で平坦な大地。
強い日差しのもとで発生した積乱雲が、たとえ遠くにあっても雷鳴がなくても、光をあちらこちらで発し躍動する稲妻をよく目にする。
自然への畏敬の念をあらためて感じずにはいられない。
また、雨季のスコールは強烈に容赦なくたたきつけるように降り、生き物の命を蘇らせ元気づける。
コオロギやかえる、蝉が一斉に鳴き始め、池ではおたまじゃくしが生まれる。
日本でいう生き物による季節感はこの国ではまるで当てはまらない。

生活編
結婚すると男性は女性側の家で親と同居する。
昔からの習慣で、女性は親から家や土地がもらえると決まっている。
バイク運転のできる年齢は18歳以上になっているが、小学生がバイクに乗って通学している。
食堂やレストランに入った時、食べる前には箸やスプーンをテイッシュで必ず拭く。
これは、きれいに洗ってないのではないかと心配している。
結婚式や葬式では、家の前で、たとえ公共の道路に大きくはみ出してもテントを立て食事場所を確保する。
多くの人を招き盛大に挙行することを周りに示したい家族の気持ちの表れからきている。
お坊さんに女性は触れてはいけない。
親は毎日学校へ出かける子どもに小銭を必ず持たせている。
子どもは学校で好きなお菓子を買って、おやつや朝食替わりに食べる。
スリッパ飛ばしのゲームでお金を賭けている姿も見られる。

*写真は、透明半球での太陽の1日の動きを記したもの。
青いシールが天頂通過時。

佐藤厚一
教育アドバイザー
スバイリエン小学校教員養成校
理科担当
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