日本へ一時帰国しなかった効果|教育アドバイザーの活動日誌|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

教育アドバイザーの
活動日誌

教育アドバイザーの活動日誌

2016.11.25

日本へ一時帰国しなかった効果

日本へ一時帰国しなかった効果 小学校教員養成校が長期休暇中だった期間に、カンボジアに残っていたおかげなのか、カンボジア人の教官たちと多くの接点を持ち、良い活動をすることができました。

カンボジアの教員養成校では10月中旬からの新学期を前に8月から長期休暇にはいるため、CIESFから派遣されているボランティアも一時帰国する方がほとんどでした。
私は一時帰国せずに、成田・プノンペン間のANAの定期便に乗って日本から来る家族を待っていました。
この期間、教員養成校は意外と人の出入りが多いことがわかりました。
教員養成校の算数担当の先生方が行う教育実習校の先生への講習会が2つあり(1回が5日間)卒業学年である2年生は赴任先が決まる大切な日が9月1日にあったので、見学できました。
何よりの収穫は新採用になる先生と早く出会えたことです。
リアサイ先生(写真左)です。
私の活動するプレイベン小学校教員養成校の数理棟に9月初旬に顔を出してくれました(9か月の赤ちゃんのお母さんです)。
 
早速 算数教室を見てもらい、日本人ボランティアのサポート活動の内容を彼女に説明しました。
彼女は去年まで中学の数学の先生をしていたので、どんなことで指導に困ったか、具体的に書き出しておくようにお願いしました。
その中に「負の数」があり、ちょうど研究授業で取り上げることになっていたので一緒に考えていくことにしました。
先日は円グラフについて質問に来てくれました。
また、新1年生に対して、入学オリエンテーション期間に算数教材の使用について各クラス2時間の学習をすることになっています。
学生の定着度はまちまちで授業の開始前に一斉指導したほうが効果的だと考えて、校長先生に指導の許可も得ました。
リアサイ先生にとって最初のTeam Teaching(カンボジア人と日本人ボランティアの共同授業)での指導の経験となり、実際に学生に指導することになる12月の1年生の入学が待たれます。
 
今までボランティアが中心に算数部会の運営を実施していましたが、少しずつカンボジアの先生方に移行しようと考えています。
さしあたり、リーダーは最年長のソユウン先生にお願いし、ソックンティア先生(写真右)には算数教室の使用時間割の作製をお願いすると、午後には作って持ってきてくれました。
彼女は「負の数」の授業担当で、新学期の開始前の話し合い中に「学生はもっといろいろな考えを出すかもしれませんね。」と言ったのです。
-(-5)=+5 などと教え込むのとは違った姿勢を感じました。
今後の指導計画の中心は「これだ」と思いました。
学生自身が+領域を超えた計算をどう理解していくか、数の世界の広がりにどう反応するか楽しみです。

1月31日にはプレイベン小学校教員養成校に常駐のアドバイザーはいなくなります。
カウンターパートであるカンボジア人の先生方が算数教室の「宝物」を十分に使って授業をし、学生が自信をもって教師になれるよう指導していってほしいと思っています。


濱本まゆみ
教育アドバイザー
プレイベン小学校教員養成校
算数担当


写真:一緒に活動する算数教官たち
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