単元「光合成」の授業(2回目)に向けての関わり|教育アドバイザーの活動日誌|公益財団法人CIESF(シーセフ)は、教育をはじめとして、カンボジアなどの発展途上国を支援しています。

教育アドバイザーの
活動日誌

教育アドバイザーの活動日誌

2016.09.01

単元「光合成」の授業(2回目)に向けての関わり

プノンペン小学校教員養成校に理科のアドバイザーとして派遣され、約10ヶ月を迎えます。
この間、カウンターパート2名の理科教官のたくさんの授業にティームティーチング(TT)で参加させていただきました。
その授業に向けて、いろいろとを関わり持てたことは、大変勉強になり感謝しています。
今回は単元「光合成」(9年生(中学3年生)教科書)の授業(2回目)の様子をご紹介させていただきます。

学生が葉っぱを使って光合成が行われていることをヨウ素澱粉反応で調べた次の時間のことです。
カンボジアの小学校の教科書では光合成の内容は扱っていないので、葉で澱粉を作っていることを調べた後は、光合成の授業を終えてしまいます。
私のパートナーであるカウンターパート(教員養成校の理科教官)と一緒に、気孔や葉緑体はどのようになっているのか(色・形)をさらに学生に学習させたいと考え、授業に加えることにしました。

私たち日本人ボランティア(教育アドバイザー)の役割は、カウンターパートの役に立つことです。
アドバイスをしたり、求めている教材・資料などを提供したり、時には授業をして見てもらったり、一緒に授業をしてみたりします。
今回の授業は、気孔や葉緑体の観察のために、ハマユウの葉を選びました。
日本でしたら、ムラサキツユクサが代表的ですが、この教員養成校にはありません。
周りをいろいろ調べて、葉の全体の葉緑体を見るためには水草のオオカナダモを選びましたが、ここまではアドバイザーの活動です。

カウンターパートが、実際に授業で使っても良いと思わなければ意味がありませんので、自分の目で確かめてもらい、自分で葉を剥くところからやってもらわなければなりません。
指導のポイントも、ここにあります。
カウンターパートが観察した時に、気孔が開いているもの、閉じているものを見つけて疑問を持ったり、気孔も光合成するのか、役割は何か、葉緑体は葉のどこにあるのか、と質問が出てきました。
私が質問に答えていく中で、口頭で説明するだけでは理解するのが難しく、さらに別な教材・資料があると良い場合がありました。
葉っぱの水の通り道や光合成に関係のある部分については、葉の断面組織や葉脈の標本を見てもらううことで、深く理解が進みます。
実際には、ハマユウの葉の断面ではありませんでしたが、別の植物の葉の断面のプレパラートを用意していましたので、それを見てもらいました。
カウンターパートは、それを見た途端に、これは良いと喜んでくれました。
同時に、様々な質問があったので、事前にに作っていた標本を見てもらい説明しました。

上記の事前準備を元に本番の授業を組み立てましたが、点が線に、線が面になっていくのを感じました。
学生は、実際に気孔を見て、これが気孔かという喜びの表情でした。


プノンペン小学校教員養成校
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理科担当
石澤博通
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