第3回スタディーツアー(5日目) 「最後の教員養成校視察地」

2010年7月 9日

スタディーツアー5日目No.1.jpgスタディーツアーも折り返し地点を過ぎ5日目を迎えた。
この日は、プレイベン州からコンポンチャム州への移動。

スタディーツアーの中でも参加者が最も気になる教員養成校巡りは、今日が最終日だ。


コンポンチャムへの道のりは道路もよく整備されていて、1時間半で到着。
雄大な大河メコンを眺められるロケーションのメコンホテルにチェックインした。
午前中の空いた時間は自由行動。


スタディーツアー5日目No.2.jpg各先生方の派遣先の希望や担当科目など詳しく聞き取り調査も行い、今後の教師派遣プロジェクトの見通しを説明した。
各自、この数日間でカンボジアや教員養成校のイメージを掴み、自分にできることを少しずつ考え始めていることがうかがえた。
今後、正式に派遣されるかどうかは、担当科目や希望任地を踏まえて本部や金森(カンボジアオフィス副代表、教師派遣プロジェクトの責任者)と話し合い最終的な結論を出す予定だ。


午後は中学校養成校や小学校養成校で教頭先生や事務局の方からお話をうかがった。
その後、校内見学をした。
夕方は自由行動として、各自部屋で休息を取ったり、街を散策したりして過ごし、夕食へと出掛けた。


スタディーツアー5日目No.3.jpg今回のスタディーツアーでの教員養成校訪問も3地域6校に渡って見学したことになる。
それぞれの教員養成校で言われた言葉がある。
「日本の学校と私たちの学校を比べないでください。」
日本の教育と比べることも大事だが、各養成校を視察することで、カンボジアの教育環境に対する理解を深めることが現場で活動する上で重要になってくる。
参加者の先生方は、多くの教員養成校を見学することで、各学校によって取り巻く環境や教官たちの教育に対する熱意の温度差も感じていたようだ。
短い視察だけはわからないことも多々あるが、イメージを掴んでいただけただけでもカンボジアでの活動に対する不安や心配事は軽減されたと思う。


スタディーツアー5日目No.4.jpgカンボジアでの活動は教育分野に限らず、全ての分野において、カンボジア人を知ることから始まる。
彼らがどんな環境で育ち、何を考え、どんな価値観を持っているのか、1年や2年いたところで、全てを理解出来るほど単純なものではない。
そういった意味ではカンボジア生活4年目になる私も毎日、驚きと発見の連続だ。
大切なことは彼らに歩調を合わせようとする歩み寄りの姿勢を持ち、二人三脚で歩んでこそ、本当の意味でのカンボジア支援だと感じる。


さあ、明日からはスタディーツアー最終地のシェムリアップ州へと場所を移す。

松倉洋海


写真No.1 ホテルから見える景色(メコン川と日本のODAで出来たキズナ橋)
写真No.2 コンポンチャム州の中学校養成校の校門にて
写真No.3 中学校養成校にて副校長先生と事務局の方から話を伺う
写真No.4 養成校の実験道具の確認調査

カテゴリ: