第2回スタディーツアー(9) コンポンチャム中学校教員養成所(RTTC)見学
2010年3月17日
スタデーツアーの、5日目は、プレイベンからコンポンチャムに移動した。
この間には、昔からのゴム園があり、伝統的な方法で採集されている(前回の記事「スタディーツアー(8)で紹介)。
コンポンチャムに移動してから、JICAの協力隊の理数科教師として活躍しているRTTCの駒田さん(三重県の高等学校の先生)に案内していただき、見学した(写真)。
コンポンチャムのRTTCは、一昨年ごろまで、ベルギーの南の州が理科の支援をしていたため、実験室がかなり整っている。
現在この団体は、カンダール州に拠点を移して、算数の支援を行っている。
この支援に加えて、協力隊員が駐在したことで、実験室も整理され、使いやすくなっている。
カンボジアの教員養成所は、まだ自力で整備するところまで来ていないので、学校によってかなりばらつきがある。
加えて、先生たちの力も、支援があった所は、良くはなってきているが、まったく支援がない所は、いろいろと問題がある。
様々な団体が、教育の支援を行っているが、問題点を正確に把握した上で行っているところは少ない。
多くの団体は、自国の支援者から理解されやすいような枠組みで行うことが多い。
その結果、カンボジアの現状に合っていない支援も多く、最大の問題点である基礎の力は、なかなか向上しない。
実際、問題点の正確な理解には、私も数年を要している。
意外な点が多く、そう簡単には理解できない。
基礎の力が付いていないと、砂上の楼閣で、応用が利かないし、理解の範囲が狭くなる。CIESFは、10年にわたる現状の把握から出発しているので、カンボジアの教育のレベルを確実に底上げできると信じている。
金森正臣











