教師派遣プロジェクト

「教師派遣」について

様々な支援団体の援助で少しずつ学校の数は増えてきていますが、カンボジアにはまだ学校・教室が不足しています。しかし、それと同じくらいか、もしくはそれ以上に教師の数の不足と質の低さが問題だとCIESFは考えています。

 

No.2先生.jpg理科の実験や観察を行ったことのない理科の先生がいます。また、コンパスや分度器の使い方が分からなかったり、子どもが理解できるように説明できない算数の先生がいます。先生たち自身、子どもの頃に学校で習っていないので基礎ができていないのです。就学率の増加により、1人の先生に対する子どもの数は現在約50名となっています。「教える事」が十分にできない先生に教えられた子供たちは、学ぶことの本 当の意味や楽しさを知らずに育ち、また基礎教育の不足によって、生活や人生をより豊かなものにしていく機会を得ることが困難になります。基礎をしっかりと 学ぶことが、彼等の考え方の基となり、生きていく上での選択の範囲を広げる助けとなります。

 

CIESFは、日本から、「教育アドバイザーとして」経験豊かなベテランの教師を派遣し、小中学校教員養成校の教官を指導しながら、一緒に現地の状況にあった指導マニュアルの作成を行 い、それを広げていく事によって、全国の学校の教師のレベルを上げていくことを考えています。 全国には2007年の時点で約6500の小学校、1300 の中学校があるので、1校ずつに日本人教師を送り成果を上げていくことは困難で非効率的なため、小学校教員養成校と中学校教員養成校のレベルアップを図り ます。

 

教える科目は世界共通の科目である理科と算数、数学に特化して行っています。

 

加えて、National Institution of Education(師範大学)の教官の日本留学支援、師範大学への日本の大学教授の派遣による指導も行っています。

*National Institution of Education(師範大学)は、大学卒業後に教員になる為に学ぶ1年制の大学です。卒業後は小中学校教員養成校の教官か高等学校教師になることができます。

 

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